Fromみどりかわたく
リビングより
体力や筋力に自信がない人でも手軽に始められる運動といえば、散歩やウォーキングではないでしょうか。
ランニングやスイミング、その他のスポーツと比べても、散歩やウォーキングは筋肉への負荷が少なく、辛くない、楽しく続けられるイメージが強いと思います。
健康のための運動は、必ずしもハードなものでなくてはならないわけではありません。
むしろ、激しい運動を短期間で行うより、適度な運動を継続する方が、体への健康効果は多く期待できます。
「歩く」ことは、運動不足の解消に非常に有効です。
しかし、ゆっくりと歩く散歩や、だらだらと歩くウォーキングでは、なかなか思ったようなメリットが得られないこともよくあります。
運動による健康効果を期待するのであれば、楽すぎる運動ではなく、ある程度負荷のかかる適度な運動を選ぶことも重要です。
気分転換で散歩やウォーキングをする分には良いですが、筋肉を鍛えたり、若々しい体づくりにつなげるためには、やはり適度に疲れたり、体を動かした実感を伴うような歩き方をする必要があります。
毎日の散歩やウォーキングの運動効果を高めるためには、
・速く歩く
・姿勢を気にする
・アップダウンのある道を選ぶ
この3つがポイントです。
数十分歩いても全く息が上がらないような歩き方は、運動というよりはのんびりとしたお散歩という感じです。
ゼーゼーと息が上がる必要はありませんが、自分の中で早歩き程度のスピード感は保てると良いでしょう。
また、姿勢を意識して歩くことで、全身の筋肉をバランス良く使うことができ、体幹が鍛えられる歩き方が身に付きます。
背筋を真っすぐ伸ばし、お腹に軽く力を入れて良い姿勢で歩くことで、自然とのんびり歩きを卒業できると思います。
そして、つい平坦な道ばかりを選びがちな人は、あえて坂道や階段などのアップダウンがある道を選んで歩いてみましょう。
平坦な道を歩くのに比べ、簡単に運動量を増やすことができ、筋肉と心肺機能を同時に鍛えることができます。
近所の道も、選び方次第で運動効果を高めることができるはずです。
せっかくの散歩やウォーキング、少しずつでもレベルアップして、健康維持に役立つ運動習慣を身に付けましょう。