春野菜の栄養や美味しさを知ろう
From緑川拓
稲城市の矢野口にある整体院より
春野菜といえば、何が思い浮かびますか?
夏野菜は馴染みがあるけれど、春野菜って意外と意識したことがない人も多いようです。
寒い冬を超えて芽を出す春野菜は、冬に旬を迎える野菜にはないみずみずしさや柔らかさがある野菜が多いのが特徴です。
その分、日持ちしないので鮮度を楽しむ野菜や、まさに春の時期にしかほとんど食べられないような野菜もあります。
さらに、独特の苦みを感じる春野菜も多いのですが、これは春に芽を出すことで、害虫から身を守るための成分が出るからとも言われています。
大人になると、春野菜独特の苦みや強い香りに美味しさを感じるようになる人も多いのではないでしょうか。
代表的な春野菜について、いくつか紹介していきましょう。
【人気の春野菜5選】
- たけのこ
生のたけのこは、春のこの時期にだけ美味しく味わうことができますよね。
収穫から時間が経つとアクが強くなるので、できるだけすぐに新鮮な状態で食べたい春野菜です。
たけのこは食物繊維やカリウムをたっぷり含んでいるほか、グルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸も豊富で、疲労回復効果が期待できます。
なお、たけのこを切った時に節の間に見られる白いものは、アミノ酸の一種であるチロシンです。
これは脳の活性化に効果があるなど、アクやえぐみのもとではないので、安心して食べられます。
- 春キャベツ
春キャベツは、普通のキャベツよりも甘みが強く、葉が柔らかいので生食にも向いています。
栄養価にはそれほど違いはありませんが、春キャベツは葉と葉の間の間隔が緩くふわっとしているので、簡単に手でちぎることもできます。
芯まで美味しく食べられるのも、春キャベツの魅力です。
- 新じゃがいも・新玉ねぎ
通年売られているじゃがいもと異なり、貯蔵せずに収穫後すぐ出荷されるのが新じゃがいもです。
成熟前に収穫することで皮が薄く、昼夜の寒暖差が大きい春に育つため、栄養かも高くなっています。
同じく新玉ねぎも、貯蔵や乾燥をせずに出荷されていて、柔らかく甘みが強いので、生のままでも美味しく食べられます。
- ふきのとう
独特な苦みが美味しいふきのとうは、まさに春の食材です。
食物繊維やカリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
- 菜の花
日本で古くから食べられている春野菜の一つで、昔から栄養価の高い食材として親しまれてきました。
特にベータカロテンの含有量が高く、鉄やカルシウムなど、現代人に不足しがちな栄養素も多く含まれています。
ほかにも、アスパラガスやさやえんどう、うどやタラの芽、アーティチョークなど、様々な春野菜があります。
ぜひ、春ならではの味わいを楽しんで、毎日の食卓を春野菜で彩りましょう。
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