Fromみどりかわたく
リビングより
誰かと一緒に食事をすると、「美味しい」だけでなく「楽しい」という感情がプラスされますよね。
実は、毎日誰かと食事をしている人に比べて、1人で食事をする人の方が疲れやすい、体に負担がかかりやすいというデータがあります。
【1人で食事をすることのデメリット】
1. 早食いになる
1人での食事は、美味しさを共有する人がいないため、どうしても「ただ食べる」という作業化しがちです。
ひたすら食べ物を口に運ぶだけなので、どうしても早食いになりやすくなります。
早食いすることで、満腹感が得られずに太りやすくなったり、消化器官への負担も大きくなるので、1人で食べる時は特にゆっくり食べることを意識することが大切です。
2. 味わえない
1人で食事をする時は、テレビを見ながら、スマホを操作しながらなど、つい「ながら食べ」をしてしまう人も多いでしょう。
食事に集中できないことで、せっかくの美味しい食べ物を味わうことができません。
誰かと食べた方が、今日のメニューの内容や味付け、内容についてなど、話して共有しながら、食事をしっかりと味わうことができる傾向にあります。
食事をゆっくり味わって食べることは、健康的な食生活を送るうえでとても重要なことです。
3. 低栄養になりやすい
1人だけの食事では、食べられれば何でもいいと、つい簡単なメニューで済ませがちです。
すると、自分の好きなものばかりを食べたり、買ってきた総菜だけで済ませたり、どうしても食事が低栄養化しやすい一面があります。
これが毎日のように続いてしまうと、やはり必要な栄養を食事で十分に摂取できなくなってきます。
食事の時に誰かが一緒にいるだけで、栄養バランスや彩り、盛り付けや味付けなどをしっかりと考えることができるという人は多いようです。
このように、誰かと一緒に食事をすることには、「楽しい」以上のメリットが考えられます。
楽しく食事をすることで、リラックス効果が得られて、ストレス発散にもつながります。
1日のうち1回だけでも、誰かと食べる習慣をつけられると良いですね。
どうしても1人で食べなければならない時は、ゆっくり食べる、味わって食べる、栄養バランスを気にすることなどを意識してみてください。